よくある質問
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※随時追加していきます。







Q1.口腔外科って何ですか?
A1.口腔(こうくう:口のなか)、顎(がく:あご)、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。切開が必要な親知らずの抜歯などのほかにも、顎や舌の病気を診断・治療します。
Q2.親知らずは抜いたほうがいいでしょうか?
A2.やはりこの質問が多いですね。
結論から言うと抜いたほうがいいです。一般的な理由としては、他の歯に悪さをして痛みが発生したり、磨きにくいので虫歯・歯周病になりやすい、というものでしょう。しかしその他にも意外と思われる理由もあります。
今は病気らしい病気がない健康だとしても、将来的に高血圧・糖尿病・白血病などになったとたん、親知らずの抜歯は難しくなります。また女性の場合、妊娠・出産のときは抜歯ができません。このような状況になる前に親知らずを抜いておくほうが安全なのです。
残念ながら親知らずは利用価値が少ないです。元気で健康なうちに抜歯した方がいいでしょう。
Q3.噛み合わせが良くないのですが直した方がいいでしょうか?
A3.個人差が大きく各個に対応します。病的と考えられないものが多々あります。
Q4.口臭が気になるのですが・・・
A4.基本的に動物であるヒトは臭います。ただし歯周疾患の悪化等による口臭は増えております。
口臭の原因の殆どはそうです。
治療ケース紹介
・A さん
息がしにくいとのことで、耳鼻科通院中のことです。なかなか軽快しないことで口腔外科を受診。レントゲン撮影で下左顎関節相当部に小指大の腫瘍がみとめられました。
・B さん
若いころインプラントをされました。動いてきたので来院されました。上あごのインプラントは、上顎洞へ穴があきかけていました。下あごは軽度の慢性骨髄炎炎になっておりました。現在外して治療中です。
・C さん
舌がピリピリするとのことで来院。白い板のようなものがあり肉を採り検査しました。白板症のため現在経過観察中です。
・D さん
左顎の痛みとキリキリ音と難聴のため耳鼻科受診。口腔外科受診を勧められ当院へ来院。スプリント作成し使用を指示。痛みとキリキリ音が軽快しております。
・E さん
右下の唇に白いできものができ、気になってインターネットで調べると悪性の可能性があると知り当院へ来院。口内にある小唾液腺(つばを作る臓器)の出口が詰まると、その部位が腫れたりへこんだりします。経過観察中です。
・F さん
直径1cmくらいの口内炎ができて当院へ来院。一見して一般的な口内炎と診断しましたが、整形外科に通院中とのお話から整形外科に投薬内容を確認したところ、ステロイドの内服がありました。
口内炎の原因は入れ歯に始まり、ストレスなどの全身的な原因による発生もあります。それに最近はステロイドの内服による発症も見られます。基本的に予後良好の疾患と考えられていますが、長引くようだと受診が必要でしょう。
・G さん
歯は痛くないのに右頬がしびれてきた20 歳後半のお母さんです。
触れるとやや痛みがあり、また右上臼歯部で食事をすると痛いとのことでした。
口の中を診察すると丁寧に歯ブラシされていました。歯周疾患を疑い検査しますと、やはり歯を支える骨の後退が著しくありました。
歯周疾患の可能性があり、また家族歴を聞きましたところ近親者に糖尿病の方がおられました。そこで歯周病の治療を行うと主に内科に糖尿病のチェックを依頼しました。内科の返信のよるととても軽度の糖尿病とのことでした。
この患者のように歯周疾患から早期の糖尿病も発見されます。
・H さん
下口唇に乳白色の腫れ。大きくなったり小さくなったりするとのこと。問診から明らかに粘液腫診断しました。「腫」とつきますが、これは腫瘍ではなく、のう胞と呼ばれるものです。小唾液腺の出口が詰まるために発病します。全摘しました。
・I さん
舌に紫色の腫れものができて来院。この腫瘍の場合、経過観察中です。増大傾向が見られる場合は全摘が必要となります。
・J さん
他院にて入れ歯の新調を繰り返すも右下顎の痛みが引かず来院されました。一見していわゆる低位咬合と診断されました。そこでスプリントにて噛み合わせを元に戻し、入れ歯を新調しました。現在症状の軽減は見られます。
・KHさん 70才
約15年前から通院中の患者さんです。右下第一大臼歯部に白いレース用の病変が出現しました。周辺部に軽度の発赤もみとめられたため、後日全摘し病理検査に出しました。病理所見はleukoplakia(白板症)(GradeIV)でした。いわゆる上皮内癌と呼ばれています。
白板症と臨床的に考えられる病変は思っているよりは多く発見されます。 殆どが臨床的にはGrade1ないしGrade2と考えられます。
同じ白板症と言ってもこの患者さんのように臨床的に悪性度が高い場合もあるので注意する必要があります。
なお最近下顎の腫瘍を主訴として来院される患者さんが増えています。幸いにも悪性所見の患者さんはおられません。
実はとても苦い思い出があります。 入局2年目に他科から紹介された患者さんが、生検の結果早期癌と診断されました。手術・放射線療法により完治されました。とても小さな腫瘍のため当科への紹介が遅れ、生検の結果が出たときはとてもびっくりしたことを今でも思い出します。
当院の新着情報
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